奈良では秋の特別公開に合わせて現地特別講話が行われていて、応募してみたら無事に参加券が届いたのでこの日は斑鳩へ。
と、その前に今年は興福寺で仮金堂が特別公開されていたのではしごすることにして、まずは奈良公園へ。
朝8時半に到着するという気合の入りっぷりでした。正倉院展期間中だけど、さすがにこの時間なら人が少ない。ので、猿沢の池で少しまったり。
9時前に階段を上っていくと、仮金堂前の拝観券売り場が少し行列になっていたので、並ぶことに。といってもそれほど待たされず、程なくして入ることができました。
仮金堂の目当ては大黒天立像。福の神になる前の、しゅっとしたお姿。やーよかった。
大黒天グッズ作ってください……ほしい。
国宝館はえらい混んでいたので、春に来たばかりだし駆け足で。
やっぱりこちらの帝釈天好きだ。あと板彫十二神将立像素晴らしかったです。
そして北円堂。

そう大きくはないお堂の中の空間が濃密で。無著、世親像の存在感が。
興福寺やっぱりすごいなー。と何か打ちのめされつつ奈良駅のカフェで反芻。
そういや私、奈良好きとか名乗りながら二月堂、三月堂、戒壇院あたりも中学校の修学旅行以来行ってないんで、そのうち行かないとなあ。
法華堂の修理が終わったら行ってみよう。
近鉄電車とバスを乗り継いで、斑鳩へ。
少し早い時間に着いたので幹線沿いの適当な店で昼食を取って歩きました。

コスモス越しの法起寺の三重塔。
法輪寺は、周辺の車が通れないくらい細い道を歩いていて、斑鳩らしいこの土塀の向こうに三重塔がちらっと見えてくるのが好きです。

さて、この日は法輪寺の特別講話、「法輪寺の妙見堂と妙見信仰」に参加しました。
江戸時代に伽藍を再建した宝祐上人が修復やら奥の院から妙見堂の移築やらなさったそうで。法輪寺縁起の感じでは菩薩というよりは地主神ぽいですね。脇侍も神像ぽかったですし。
奥の院があった山は今はないそうです。
ご住職の講話を伺った感じでは、その享保より以前の文献史料てあまりないんですかねー。
しかし講堂を拝観してみると、どこからどう見ても飛鳥なお顔の虚空蔵菩薩や薬師如来がいらっしゃって、それだけの歴史があるのは一目瞭然だったりして、謎が多いなー。
弥勒菩薩立像が好きです。
米俵に乗っている毘沙門天さんは修理中ということで、少しですがお布施してきました。
文化財調査の時に、江戸時代の仏像の修理のことを「拙作」と評されたとご住職は笑っておっしゃって、けれどその時代その時代でできることを精一杯してきて今があるので、今も今できることをしないとーというお話を伺いました。

法輪寺を出て、そのへんで柿を買って法隆寺までのんびり歩いて、バスに乗って帰りました。
奈良公園と斑鳩のハシゴは1日でやるにはやはりちょっと盛りだくさんすぎた。

