東京2日目は予定通り起床。
天候のため朝から電車のダイヤが乱れていて、当初は1日目に友人と横浜で遊んで泊まる予定だったのを中止して、まあ会って遊べなかったのは残念だけど都内で泊まって正解だったなーと交通情報を眺めつつ思った。
朝はホテルでゆっくりして、亀戸のホテルから錦糸町まで歩いて地下鉄で移動。
まず向かったのは三井記念美術館の「国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング」展。
こちらの美術館は初めてなので、三井家のコレクション見せていただきましょうかフフ…みたいな感じで行ったら、さすがにさすがでしたわ。なんといっても応挙のパトロンだものね。
花鳥づくしの展示で、外の寒さとうらはらに一足先に春が来て、心に花が咲いたような、新春に見るのに相応しい展覧会でした。
鶴とか孔雀などの卵を素材として作った香合が面白かった。和歌山城のお庭で飼われていた孔雀の卵とか来歴があったり。中は金彩で、漆に蒔絵で描かれていて美々しい。輸出もされてたように書かれてたけど、イースターエッグとかの影響を受けて作るようになったんだろうか?それとも別で国内で独自で作られるようになったんだろか。
それから応挙目当てで行ったけど、呉春も好きだわー。線が悠々として、画家の寄せ描きを見てもぱっと目がいく。鶏なんか見てもふっくらして可愛いの。
あと渡辺始興の鳥類真写図巻がよくて、端から端までじっくり見た。
お昼に何を食べようか迷った末に地下のシンガポール料理屋でチキンヌードルのランチ

上野に移動。
雨が降り出したので、折り畳み傘を出してトーハクへ。
「仁和寺と御室派のみほとけ」展。
仁和寺は行こうと思えばいつでも行けるし、京博とかの展示で見たことあるものも多いしなーなどと思っていたけど、やっぱり行ってよかった。
平日のためか人出が比較的少なめで、あれもこれも間近でじっくり見られてよかった。空海筆の三十帖冊子も、孔雀明王像も十二天像も子島曼荼羅もかぶりつき。
密教図像がいろいろあって、五秘密像とかまだまだ見たこと無いようなものもあって、奥深いな~としみじみする。足元に子象がぎゅうぎゅうにいる普賢延命像とか。
もうじき修理が終わる観音堂の壁画を復元した部屋(この部屋だけ撮影可)もよかった。


そして最後の部屋は御室派の各地の仏像が集められていて、もうお腹いっぱいになった。
コヅカイが乏しかったのでスルーしたけど、空海の書のグッズなにか記念に買えばよかったな。
常設は考古室と本館1階だけざっとまわる。
トーハクって行くとすごく体力を搾り取られてしまうので、特別展を見た後になかなか常設をじっくり見ようという気力が残らない。
行くたびに軽い列ができてるのでスルーしてた刀剣室もこの日は人が少なめだったので見て来たが、刀はどうしても刃物ダナーという印象しか持てないなあ。
いろいろ見比べれば姿とか刃文の美しさとかわかるんだろうか。それとも来歴で見るんだろうか。
福岡で見た日本号くらいインパクトがあれば、おーすげーって自分みたいな門外漢でもわかるけどなー…などと思いつつ、雨の降る外に出る。
続いて表慶館で「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」展。
アラビア半島のこと、何を知っているかっていうと何も知らなかったなあ…と最初っから最後まで今まで見たこと無い目新しいものでいっぱいだった。
やっぱ石の文化だよなーと紀元前のものを見ていて、人を模した石造物も全く見たことない感じで、そこから表現がこうなるのかー、とか、それに遺跡の地名がもう全然馴染みないしどこかわかんないし、未知だらけで、仁和寺展と続けて見るにはボリュームがありすぎるー。
あと表慶館に初めて入ったんだけど、とてもよい建物でした。

次第に天候が悪化するという予報だったので、万一を考えて早めに東京駅に戻り、大丸で実家にお土産を買って帰宅。

