京都市美術館で始まったルーヴル美術館展に行ってきた。
音声ガイドを借りて入場。

17世紀ヨーロッパ絵画ということで、何も考えずに見てまわったら「なんか似たような絵ばっかり」と思ったかもしれないが、今回は音声ガイドのおかげで色々と発見があった。
技法上の進歩だったり、描かれた物の意味だったり、題材の裏側に歴史を読み取れたり。
印象に残ったのは
・「マリー・ド・メディシスの肖像」……布地、宝石、レース、どれも豪華すぎ。
・レンブラントの肖像画……名を残す特別な画家だけに許される、名前だけのサイン。それをあえてした若き画家の自負。
・「トロイアを逃れる人々を導くアイネイアス」……絵そのものより、物語に。
気に入ったのはルドルフ・バクハイセンの「アムステルダム港」(オランダの威光を見せ付ける的な。大航海時代ってこうだったんだろうな~という、豪奢で強力な船いっぱい)、グェルチーノ「ペテロの涙」(ペテロが普通のおじいちゃんっぽい。)
聖人が流行ったのはプロテスタントに対抗してっていうのと、聖母の青い服はラピスラズリの青というのは今日覚えた。
フェルメールの「レースを編む女」は思ったよりずっと小さかった。
ダリが描いたという「フェルメールの「レースを編む女」に関する偏執狂的=批判的習作」が気になっていたので、オリジナルがまず見られて良かった。
実家の母におみやげに切手を買う。自分のためにはクリアファイルを1枚。
どれか迷ったけれど、「クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス」という絵のものにした。
まあ絵の中でどいつがオデュッセウスなのか分からないわけだが。

単に、港と帆船が好きなだけかもしれない。

