東京旅行3日目 展覧会めぐり

ミニチュア香港展 レストランの料理が並んだテーブル 美術館・博物館

3日目の朝。
完全に寝過ごしていた。しかもホテルの部屋の床に着替えやお土産やこまごまとしたものが散らばっている。前夜ホテルにたどり着いて、かろうじてシャワーを浴びたことだけは分かるという状態。
がたがたと荷物をまとめてチェックアウト。
新宿駅のコインロッカーに荷物を預けて、それでもなんとか開館時間ぎりぎりくらいに根津美術館に着いた。

企画展「ほとけを支える」。主に仏画の、仏様の足元の蓮華、霊獣、天部、邪鬼に注目した展覧会。
そこに注目すると、けっこう珍しいなと思うものが色々あった。
蓮華の花が無数の雄蕊を見せているものとか。狭い所にぎゅうぎゅうになってる獅子とか。亀に乗ってる水天とか、魚に乗ってる魚籃観音とか。
金剛界曼荼羅の諸尊を、乗ってるもので分類するという見方も今までしたことなくて面白かった。

今回は単眼鏡を買って持って行ったんですが、仏画の見方が本当に変わってしまった。今までけっこう視力いいし、なくても十分見えると思ってたんですが、明るさが裸眼とでは全く違う。
それに色彩、筆致が生き生きと見えるせいか、ごくごく細部を見ているのにすごい迫力を感じる。
これ夏の奈良博の特別展の前に買っとけばよかった…。
根津美術館は初めて行きましたが、街中に現れる竹林のアプローチがよかったし、2階のテーマ展示では饕餮紋がたっぷり。あとすごくいい青磁の水瓶があったし、菊月の茶会がテーマのしつらいもよかったし、堪能しました。
庭園は行かなかったのでまた機会があればゆっくり行きたい。

続けて、そう遠くない所にある國學院大学博物館へ。
企画展「モノの力 ヒトの力」。
考古資料から美術工芸品まで。特別なモノ、モノは如何にして特別な価値を持つのか。
それは宗教的な祈りだったり、作り手の注いだ情念だったり、超絶技巧だったり、使われるうちに宿った魂だったり。
モノに意味を見るということを濱田庄司の真っ黒焦げの土鍋を見つつ考えていた。常設の神社、考古資料も見て移動。

バスで渋谷駅に出て、東京駅へ。
KITTEでお昼を軽く食べてインターメディアテクと、ミニチュア香港展を見る。

ミニチュア香港展
ミニチュア香港展 生活感のある町並み

かなり楽しい。

それから下でやってたチェコフェスで、チェコといえばビールだよね、とグラスを衝動買いした。
これから帰るために遠距離移動するって時にあえて割れ物を買ってしまう。

その後、渋谷で行こうと思ってたお店が貸切で入れないことが直前にわかり、だったらもう一箇所どっか他に回ればよかったなあと思いつつ、美味しいケーキはないかと聞いて勧めてもらった新宿のパークハイアットに、都庁を眺めつつ歩いて行って、お高いホテルと聞いていたのでつまみ出されないかびくびくしながらケーキとパンなんかを購入。
(翌朝食べたパンとスコーンが特に美味しかった)

まだ多少時間があったので、ちょうど池袋をうろついてた友達に、高速バスの出発までお茶しよーと声をかけて呼び出しておきつつ、新宿駅で迷い荷物回収に手間取って待たせるという微妙な所業をして、最後の最後にごたつきつつバスタ新宿でバスに乗り、2泊3日の東京旅行は終わりました。

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