少しずつ万葉集を読んでいます。
1巻を読み終わったので、ひとまずメモがてら思ったことなどまとめておこうと思います。
1巻は雑歌。
なんとなく記憶していた歌がいくつも出てきます。
まず思ったのは、思った以上に読めない……こと。
高校生の頃、古文なんかはむしろ得意だったので、ぱっと開いて読み始めたのですが、1つめの太泊瀬稚武天皇の歌、
「籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち……」
もう、何の話か全然わかんない。
そもそも万葉集あたりの歴史は得意範囲だと自分では思っていたんですが、この天皇が自分の知ってるどの天皇なのかさえもわかんない。(雄略天皇でした。)
反省です。
古語辞典を引き引き、ぐぐりぐぐり、日本書紀なんかを開き開き読んでいくべきなのか……と色々迷ったのですが、結局、何も考えずにとりあえず一通り読んでいくことにしました。
日本書紀はまた近いうちに取り組みたいですけどね。
歌を鑑賞するにも何分素人なので、評価とかそんなおこがましいことはできないのですが、
・ぱっと読んで心に残るもの
・奈良の風物が好きなので、奈良の山や川や土地がどんな風に歌われているか
という感じで読み進めることにしました。
最初の方にも書きましたが、学生の頃に教わって記憶していたような歌、万葉集ベスト10なんかをやったらかならず上位に上がってきそうな歌が、1巻の時点でけっこう出てきます。
額田王、天武天皇、柿本人麻呂などメジャーな人が続々と登場。
気に入ったのは天武天皇の、
淑き人のよしとよく見てよしと言ひし芳野よく見よよき人よく見つ
天武天皇の詠まれた歌をいくつか見て、印象がすごく変わりました。なんていうか……すごく詩人。
それから志貴皇子と長皇子の歌はうまいなあという感じがします。きっと宴席でもてただろう。
あとは、あをによしとかうまさけとか枕詞がたくさんあって、それぞれに音にも意味にも味わいがあって、読んでいて改めていいなと思いました。
2巻は相聞歌です。

