ジョー・ヒルの『20世紀の幽霊たち』を読んだ。
前評判どおりすごい! という短編がいくつもあるんですけど、読み終わってみると、ものすごく好きな短編と、ものすごく苦手な短編があって、微妙な印象に。
出てくる男がみんな・仕事に倦んで・離婚or家庭に問題があって・なんかトラウマがあって・こども時代はもちろんイジメに遭ってて……って、バリエーションが少ない印象なんですよ。
典型的な、失敗したアメリカ人って感じ。
けれど、ラストで思いがけない黒さがあらわになる豪腕はなかなか好きな感じの怖さなので、印象に強く残るものもあります。
好きな短編は、『20世紀の幽霊』、『アブラハムの息子たち』、『ポップアート』、『自発的入院』。

