読書

家中みんな寝正月。
今年は転送届がまだ効いてるので、実家には年賀状は来ないはずと思っていたら一枚だけ転送されずにきやがった。
関係ないが、常に転々としていて居所不明な友人が多すぎです。

『渚にて』(ネビル・シュート)読了。
戦争後北半球は死滅し放射能に汚染された世界で、放射能が南下するのを待ち最後の日々を過ごす人々の物語。
登場人物たちは静かに諦め、静かに狂い、その日のことを考える。
高校生の頃読んだなら、ずいぶん感傷的な感想を書いただろう。
恋愛や教訓的な部分に言及したり、自分や周囲の人達に当てはめてみるのは簡単だ。
けれど、読み終わった時の複雑な感情を簡単にはまとめられそうにないし、それは冒涜であるように思う。
オスボーンのために、祖母のために、犬のために、薬屋のために、ピーターのために、メアリーのために、赤ちゃんのために、牧場主のために、艦長のために、そしてモイラのために、何度でも泣いた。

『ララピポ』(奥田英朗)読了。
『渚にて』を読んで眠るためには思い切った気分転換が必要でセレクト。
はい、大失敗でしたー。
途中まではほんと、ルーザーの祭典だけど、最後まで読むと印象変わるなあ。