オン・ザ・ロード 森山大道写真展

買い物の予定があったので、家族と難波へ。
昼は、こめじるしの佐海屋という店に入って水ナスとサバの塩焼き定食。
すっかり満足して、日本橋で買い物したりいつも寄る店をひやかしたりして家族と別れ、四つ橋線で肥後橋に移動。

国立国際美術館で、森山大道展を鑑賞。

来客者の年代はそれなりに幅広かったが、20代くらいの若者が比較的多いように感じる。
70代の作者の作品が、これだけ20代に支持を受けているジャンルってあまり知らない。
それとも教科書的な興味なのかな。

写真の展覧会に訪れるのはほとんど初めてなのでよく分からないが。

大きめのパネルが壁一面に並べられた「東京」の部屋。
1枚ずつ見つつ歩いていたら、以前歩いたことのある場所を見つけた。
池袋の駅の近く、誰か友達に連れられて通り過ぎただけの場所だけど、確かにその場所にいたことがある、という感覚。

それらの写真は、風景、という言葉から想像するものとはちょっと違うように感じる。
通り過ぎる人たちが写っているが、特定の人物を撮っているわけでもない。
「風景」でもなく「背景」でもなく、その場所そのものを切り取ったそれは、自分がその街に立っているかのように感じさせる。

地方都市の繁華街とは一線を画した東京という場所が、確かにそこにあるのかな。

それからずっと白黒の作品を見てきて、「color」の部屋に入った時に、繊細な色の変化を切り取った写真には見とれた。

遠野物語の写真はまるで物語を見ているようで好きだったな。

まあ写真の技法とかはよくわからないので、私の見方はテキトウなのだが、写真に詳しい人は、作者名を知らされずにぱっと見せられて、「これは森山大道だ」って分かるものなのかなー。

淀屋橋まで歩いてお茶して帰宅。