大阪にある泉布観の一般公開に行ってきました。
明治4年に創業した造幣局の応接所として建てられた大阪では最古の洋風建築で、重要文化財に指定されています。
造幣局の桜の通り抜けはいつも天満橋から歩いているのですが、今回の目的地は通り抜けてから道を1本渡ったところ……なので、南森町から歩きました。
11時頃に現地に着くと、行列が。
最後尾に並ぶと「2時間半~3時間待ち」だそうで。外観だけならすぐに見られるということでどうしようか迷いましたが、天気予報に反して幸い雨は降らなかったし、近くに桜が見えるし、本も持っていたので、花見兼読書兼行列のつもりで待ちました。
建物は煉瓦造りで外側に漆喰を塗っているそうで、屋根は普通に瓦葺き、石の煙突がちらっと見えてます。
中に入ったところ。天井高は4.5m、高いです。部屋の配置はシンプル。

1階北東室に入ると目を引くガラスケースに収められたシャンデリア。

そして、壁際の鏡付きの暖炉。なんというか、シャンデリアは低すぎて、鏡は大きすぎる……気が……。
暖炉の足元には2匹のグリフォン。


部屋の暖炉と照明は部屋によってすべて違うようで、グリフォン付き暖炉はここだけでした。
1階南室のミドコロはなんといってもシャンデリア。

なんだろう、この存在感。
こちらは1階北西室。

この部屋の暖炉はイギリス製のタイルで装飾されています。床の模様はペンキで描かれたそうな。


2階に上がると1階とは床の模様が違っていました。
天井はやっぱり高い。


2階北西室はこんな感じ。

鏡の装飾のおかげかちょっと乙女っぽい雰囲気がします。
カーテンレール? も可愛いのです。
2階はぐるりとベランダで囲まれています。

これは西側ベランダ。奥に見えるのは浴室かな? 和式トイレもあった。
そして、2階北東室。
天皇の行幸の際に御座所が設けられた部屋だそうです。

他の部屋と違うのは、シャンデリアがないことと、カーテンボックスがあること。
そして、建物正面のベランダから、隣の桜宮旧公会堂を見てみた。

こちらも玄関部分が重要文化財に指定されていて、4/15からはレストランとしてオープンだそうな。
ランチ3000円……いつか機会があったら!
階段はこれしか撮ってなかった。

今まで見たことある明治の建物と比べると、あまり装飾がごてごてしてないという印象でしたが、明治の早い時期の建築ってことで、使える材料も限られていたのかなーとか、あとは家具がほとんどなかったのもあるかも。
建物の保存のために1回に入れる人数が限られているそうで、時間的にはかなり待ちましたが、一旦中に入ったらじっくり見られたので満喫しました。

