目覚ましを止めてから30分動き出せずにいたため、予定から少し遅れて8時45分くらいにホテル出発。
2日目は途中で川口さんと合流して案内していただく予定だったので、まずは神宮前へ。
目的は明治神宮の宝物殿でした。見ておいでよとチケットをいただいていた。
ライヴで上京していた頃は原宿らへんはよくうろついていたのですが、明治神宮は初めてだったり。
だだっ広いですがあまりご神域って感じはしなくて、とりあえずお参りしてそのまま宝物殿へ。
何しろ、遠かった……拝殿の近くで宝物殿まで徒歩15分の立て札を見た時はなんの冗談かと思った。
宝物殿は大正10年竣工、初期の鉄筋コンクリート建築の代表的な建物……だそうで、重要文化財に指定されています。

和風建築を力技で新しい材料で作ったみたいな。
中に入ると高い天井は両隅がなめらかにカーブしたドーム状になっていて、花柄の細工で優雅な印象、それから窓枠なんかもモダンな感じでとても堪能しました。
展示品はざっと見学。
設計は公募の応募作品を参考に大江新太郎がして、伊東忠太が監修したそうですが、門を出る時に気がついた。

なんかいた。
この後道がよくわかっておらず遠回りして3倍くらい時間をかけて移動してしまい、川口さんに多大なる迷惑をかけてやっと合流。
広大な明治神宮の、さらに外苑を巡ります。
まずは明治記念館へ。

明治14年に当時の赤坂仮御所の別殿として竣工し、2回の移築を経て今は明治神宮の結婚式場として使われているそうです。
外観だけ。入り口には菊の御紋の形の大きな電灯がありました。
瓦屋根に銅板の屋根の唐破風がちょっと不思議な感じ、と思ったら、当初は瓦だったのが台風で被害を受けた後銅板に替えられたそうな。
続いててくてくと歩いて行って見えてきたのは、遠目にも巨大な建物。

聖徳記念絵画館、大正15年竣工の、明治天皇を記念する絵画が展示された記念館です。
花崗岩の外観、立派なホール、大理石の床、ステンドグラスなどなど、凄く立派な建物でした。
絵の方は知ってる画家が鏑木清方と堂本印象くらいという体たらくだったのでざっと。
絵画としてというよりも、描かれている風景とか事物が歴史を感じさせて面白いという感じでした。
一旦信濃町駅に戻って、都営バスに乗車。
川口さんが都営地下鉄、バスの一日乗車券を準備してくださったので、それで移動することになりました。
麻布らへんまで乗って歩き始め、大使館があるようなお屋敷のある街を歩いたり迷ったりして國學院大学の博物館へ。
企画展「身体としての土器」が開催されていて、はっきり形として人体を示す土器ってあまり見たことがなかったので、食いつきました。
縄文の土器ってほんと面白いなー。
睾丸がついてるやつとか初めて見た。
弥生時代の壷棺で顔面が付いてるのとか、古墳時代の長野片山遺跡の挙手人面土器とかも初めて知りました。
展示資料一覧の裏に詳しく知りたい人のための参考文献一覧が付いててさすが大学の資料館、ありがたい。
常設の祭祀遺跡、神社祭礼のテーマ展示も見応えがあって満喫しました。
またバスに乗って六本木の方に出て、今度は都営大江戸線を乗り継いで神楽坂でお昼を食べ、続いて隣の駅へ。
昭和初期に建てられたスパニッシュ様式の小笠原伯爵邸です。

今はウェディングパーティとかやるようなレストランになっているらしく、お茶も飲めるそうなのですが、この日は貸切があるそうで席がありませんでした。なのでぐるっと外観だけ。

タイルで装飾された部屋、見取り図を見ると喫煙ルームらしい。
庭や何かがちょうど工事中だったのかごたついていました。
内部公開もたまにあるらしいので、また機会があったら行ってみたいものです。
そして次は大手町に移動して、しばし歩きたどり着いた、またしても大きな柱が印象的な建物、明治生命館です。


昭和9年竣工の重要文化財、現役のオフィスビルで、土日に1、2階を一般公開しているそうです。
1、2階は吹き抜けになっていて、ぐるりと回廊が巡っています。

天井の花の装飾が印象的、そして下を見ると普通に現代のオフィスな感じがまた。
2階の廊下から会議室に入れます。

おお……会議室だ!(当たり前の感想)

天井のカーブを描いた部分、こういった装飾は漆喰で装飾されているそうな。

暖炉の羊とか、基本的に動物に食いつく……。
金属製の装飾は戦時中の供出で失われたそうで、立派な石製の装飾が目につきました。
1階に降りてみると、待合のベンチもいい感じ。

床にはたまにアンモナイトが!

写真を撮りまくりでした。
明治生命館を満喫した後、移動のために東京駅に向かいます。


ぴかぴかだ……。
JRで御茶ノ水駅に移動。
御茶ノ水で見たかった一つは湯島聖堂。
以前の伊東忠太巡りの時に来ているのですが、天気が悪くてあまり写真が撮れなかったのでもう1回来たかったのです。

フォーゼの話をふられて、すぐ反応できない私。
あっ、流星がなんか修行してたとこか、と言われて思い出すという。
観察力もにぶければ記憶力も悪いという。
何はともあれ、屋根の上もばしばし激写。


その後は少し神田の古本屋を見て、喫茶店で休憩。
もう少しで鼻血が出るかもしれないというくらい頑張って歩いていたので、アイスコーヒーがすごくすごく美味しかったです。
1日案内していただいた川口さんには感謝、というかすごい体力あるなーと感心していたら、翌日のメールで寝てたら足つったと書いてあって、あ、やっぱりけっこう歩いたんだと逆に安心しました。
川口さんと別れた後は、神保町のファミレスに集まっていた大学の同期や先輩方と合流。
飲み会は、私が珍しいビールが飲めるお店がいいとリクエストしていたので、そういうお店で。

昔は思わなかったですが、先輩も同期もよくこんなマイペースな人間ばかりが集まったものだよなー、っていう……。
前回集まった時より社会人としてはちょっと余裕できてるようにも思いました。結婚したとか家建てたとかの話の一方で相変わらず漫画やゲームの話をだらーっと。
散々歩いて強いビールを頼んでしまったら、せっかくの機会なのに1杯でまわりきってしまって飲めませんでした。
10時半くらいにお開きになった後茅場町に送ってもらって居酒屋に入って、その頃には復活してたので日が変わるまでまただらーっと飲んで喋って2日目終了。



