2017年に読んだ本は35冊でした。相変わらず少ない…けれど、2016年は24冊だったので、微増とは言える。
電車では気楽に読める文庫本を持ち歩いているので、この変化は電車に乗る時間が増えた分かもなー。
家では重い本、展覧会図録とかを読んでいたり(買った図録は隅々まで読む派)、そういえば思い立って英語文法を勉強し直してたりしていました(三日坊主)。
2017年の読書といえば、『MONKEY』に加えて、文芸ムック『たべるのがおそい』を読み始めました。
福岡の書肆侃侃房、梅田のジュンクの地方出版社コーナーで見かけてなかなか面白げな本がある…と思ってたら、西崎憲編集のムックがあって、年2回の発行ペースなので、それなら私でもついていけるな…と。
今んとことても好きなのは、vol.3に載ってた黄崇凱「カピバラを盗む」。
中国に宣戦布告した台湾が舞台で、戦争が始まってる(はずの)非日常にカピバラを盗んだ非日常をぶつけて妙にまったりした日常になってる変な話で、大変好みだった。この作家の訳書が出たらぜひ読みたい。
年を取って読書における自分の好みが変わったなーというのは、アンソロジーや文芸誌が面白くなったことです。若い頃は、1冊丸ごと1人の作家でないと、なんか集中が削がれて不満足だった気がする。
それから印象に残っているのは、『応仁の乱』。
読んでる最中も面白かったけど、その後で博物館に行った時に、あーこれ『応仁の乱』で読んだわ!っていうのが2回くらいあって、知識が身になった気がする。
秋はずっと、中井英夫の『虚無への供物』を、うん十年ぶりに時間をかけて再読していました。
特に黒馬荘あたりの描写がとてもよかった。人も町も。
2017年に読んだ本からマイベストをあげるとしたら、
『舟を編む』三浦しをん
『文豪怪談傑作選 川端康成集』
『闇の奥』コンラッド
『ティンブクトゥ』オースター
『完本酔郷譚』倉橋由美子
『停電の夜に』ジュンパ・ラヒリ
『虚無への供物』 中井英夫
『アンチクリストの誕生』レオ・ペルッツ
って感じです。
本の感想もあまり書かなくなっちゃったんですが、せめて月1回の読書メモくらいは読んでも読まなくてもブログに書きたいと思います。
以下は読んだ本。
『冬の夜ひとりの旅人が』 イタロ・カルヴィーノ
『二人のウィリング』 ヘレン・マクロイ
『舟を編む』 三浦しをん
『悪魔を憐れむ』 西澤保彦
『漱石入門』 石原千秋
『文豪怪談傑作選 川端康成集』
『たべるのがおそい vol.1』
『パルプ』 チャールズ・ブコウスキー
『ターミナルから荒れ地へ』 藤井光
『若い読者のための短編小説案内』 村上春樹
『応仁の乱』 呉座勇一
『闇の奥』 コンラッド
『ティンブクトゥ』 ポール・オースター
『ニャン氏の事件簿』 松尾由美
『百匹の踊る猫』 浅暮三文
『たべるのがおそい vol.2』
『完本酔郷譚』 倉橋由美子
『MONKEY vol.11』
『ツアー1989』 中島京子
『夜の夢見の川』 アンソロジー
『停電の夜に』 ジュンパ・ラヒリ
『残酷な方程式』 ロバート・シェクリー
『針がとぶ』 吉田篤弘
『たべるのがおそい vol.3』
『書架の探偵』 ジーン・ウルフ
『満願』 米澤穂信
『MONKEY vol.12』
『朱房の鷹』 泡坂妻夫
『木葉衣・鈴懸衣・踏雲録事』 行智、五来重
『虚無への供物』 中井英夫
『日本仏像史講義』 山本勉
『アンチクリストの誕生』 レオ・ペルッツ
『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー
『MONKEY vol.13』
『屍人荘の殺人』 今村昌弘

