なんば地下帝国からの脱出、と最近読んだ漫画

お出かけ

今日は難波で「なんば地下帝国からの脱出」ってゲームをやってたので遊びに行ってきました。
SCRAPのゲームは、何年か前に京都の漫画ミュージアムでリアルゲームブックイベントに行って以来で、リアル脱出ゲームは初めて。
なんばウォークでの1000円分の買い物レシートで参加できるということで、相方と昼食を取ってそのレシートを使ってスタート。
途中で歩き疲れてお茶休憩を挟んで、1箇所悩んだとこもありましたが無事に脱出成功しました。
こういうクイズは苦手とツレに思われてたので、けっこう謎を解いて驚かせてやったぜ……でもたぶん難易度は低め設定だったんじゃないかと思います。
けっこう楽しみました。2人で行ったのでまったりやりましたが、これたぶん、何人かで行って3チームくらいに分かれて競争したらもっと楽しいかも。

道頓堀の方まで歩いてたので、ブックオフに寄って1冊購入。

『ライン河幻想紀行』 ユゴー 岩波文庫

それから梅田に戻って丸ジュンで新刊購入。

『SFマガジン700 国内篇』 大森望編 ハヤカワ文庫
『SFマガジン700 海外篇』 山岸真編 ハヤカワ文庫
『悪魔の涎・追い求める男』 コルタサル 岩波文庫
『下戸は勘定に入れません』 西澤保彦 中央公論新社

ツレはあと小川一水と田中啓文を買ってました。

最近読んだ漫画の話もちょっと。
皆川亮二『ARMS』の文庫版が出てて、ワイド版で揃えてたので迷ってたんですが、インタビューとか載ってるし…と集めることにしました。
けっこうインタビューが、連載途中くらいでサンデーを読み始めてたので懐かしさもあって面白いです。続きも楽しみ。

あと、ちょっと前の話ですが、『もやしもん』完結巻、良かったです。
考えてみると、もやしもんを読んで始めたことがいくつかあるんですよね。
たとえば醤油とか味噌とかいろんな種類を試して使い分けるようになったり、あまりお酒強くないんですが、クラフトビールを飲み始めたり、あと大切なのは、食材は買ったら使い切ること、って心がけたり。
そういう生活が変化するような影響を受けた漫画って他にあんまりないよな〜と改めて思います。
あと登場人物たちの気になってた関係がいろいろいい感じに着地したので、よかったー。

それから水沢悦子の『ヤコとポコ』1巻。
掲載誌を何回か買ってたので読んでたのですが、漫画家の女の子とアシスタントのネコ型ロボットのちょっと不器用な関係というか、不思議な味わいの漫画です。
のんびりしてるけど頑張りすぎるのは息苦しいと思ってるし、欠点もいろいろあるし、素直じゃないし、なんかいろいろ苦い思いをたくさんしてきたみたいな不器用な女の子。なんかたまらない……。じたばた。

それから『失恋ショコラティエ』8巻! 次巻で完結だそうです。

以下はちょっとネタバレぎみなのでご注意ください。

うーん、オリヴィエがGJ!ってことになるのかな〜。
サエコさんは聞き上手で、まわりの人間関係を円滑にできる人で、恋愛強者で、でもサエコさんの本音を聞いてくれる人は誰もいないんだなーっていうのと、それでも帰るべきところに自然に帰っていくサエコさんの告白を止めたのは、そーたにとってはサエコさんを特別なひとのままにしてくれたってことなんで、オリヴィエはそーたの才能をほんとに愛してるんだなーということでGJ……。
なんか、恋愛の成否が幸福かどうかに直結しないっていうか、失恋してものすごく苦しい思いをしたとして、それは当人にとっては不幸なんだけど、読者としてはそれが特別に素敵な恋愛の記憶になって、さらに失恋が当人の才能を伸ばす結果になったとしたら、それはいちがいに不幸とは言い切れないよなーみたいな、そんなことをぐだぐだ考えさせられました。
次巻完結らしいけど、どう着地するんだってばよー。えれなにもフラレて完全に失恋状態で終わるのかなー(不安)