しまい弘法

お出かけ

 京都の東寺で毎月21日に行われている弘法市。年の最後、12月の弘法市のことを終い弘法というそうで。
 忙しい相方と義母はお仕事に出かけて行き、暇人同士、義父と2人で行ってきた。
 京都駅で待ち合わせ、近鉄で東寺駅へ。
 広い敷地にたくさんの出店が並んで、通る人もこれまたたくさん。
 骨董、衣類、着物、雑貨、焼き物、金物、植木、食べ物、お茶、乾物などなど、なんでも揃いそうな勢い。
 暇人だけど人込みは苦手な2人、せっかくだからと講堂や金堂、五重塔などを見てまわって、お正月の餅だけ買って脱出。

 京都駅を経由して、地下鉄で烏丸御池へ。今回のメインの目的地、京都文化博物館へ。
 「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」。
 夏に行った岡山の大原美術館の工芸・東洋館で民藝運動に関わった人たちの作品を見て興味を惹かれていたのだ。義父は元々焼き物好き。
 宗悦の美意識はよく分からないし、焼き物のよしあしも分からないけれど、富本憲吉の作品は好きだー。
 ついでに清水卯一展も見る。なんでこんな色になるんだろ。ピンクに染まった空に浮かぶ綿菓子のような雲。そんな連想。やっぱり写真で見るのと実物を見るのは違いますな。

 その後はイノダでお茶して六角堂に寄ってジュンク堂で買い物して帰宅。