燈花会と興福寺国宝館と奈良博と

お出かけ

奈良の夏の風物詩になりつつある恒例イベント、燈花会に行ってきました。

新しくなった興福寺の国宝館も東大寺ミュージアムも行ってなかったので、どこに行こうかと思ったのですが、たくさん見てしまうと情報量が多すぎて記憶がごっちゃになってしまうので、今回は興福寺国宝館と奈良国立博物館の常設展を見ることにしました。

興福寺自体は何度も来てるのですが、国宝館はもしかしたら中学校の修学旅行以来かもしれない。
天燈鬼・龍燈鬼立像とか金剛力士立像とかやっぱりすごいな! とか千手観音には思わず手を合わせてしまうものがあるとか見応えがあったのですが、好みとしては木造梵天・帝釈天立像の帝釈天の方がですね、すごい好みのお姿で、飽きずに眺めてしまいました。
十二神将付近はやっぱり混雑。

鹿にせんべいをやりつつ移動。子鹿が多くて可愛い!

続いて奈良国立博物館。名品展は「珠玉の仏教美術」で、絵画部門では地獄図の特集展示がありました。
地獄草紙とか、鬼の絵を見るのは好きなのでじっくり……しかし、鶏地獄って急に面白いなあ。
ここにあった知恩院の地蔵菩薩像が何か妙に色気があって面白かったです。

仏像館は金剛寺の降三世明王坐像が、こんなでっかい降三世明王の像なんて初めて見たので、こんなんあるんだ、と。
頭に干支の動物が乗ってる十二神将が、動物がすごく可愛くて逆に驚きました。それを奈良博のグッズにしたらいいのに。

じっくり鑑賞した後は一旦商店街の方に戻って夕食を取り、暗くなるのを待ってから猿沢の池の方へ。

上にあがって興福寺の東金堂で夜間拝観をしていたので、拝んできました。
陰影が濃い夜間の拝観は、昼間と印象ががらりと変わって良いです。

1日歩きまわって足が疲れていたので、博物館前でまったりして帰宅。