漫画ってどのくらい読んでるのかなーと、今年はメモをつけてました。
今年前半に読んだ漫画はコミックスで60冊、雑誌は週刊ジャンプとサンデー、ウルトラジャンプ、アワーズを購読してます。ゲッサンも買い始めたけど微妙に読んでない。
冊数でみると、思ったより読んでなかったなーという印象。
それでは、印象に残った漫画のことを以下だらだらと。
『宝石の国』市川春子
何の気なしに1巻を読んで、あまりに惹かれたので一気に5巻まで買いました。漫画は電子書籍で買うことが増えてきましたが、久々の紙で所持したい作品。
性別不詳な宝石たちの、戦いも悩みも残酷な破壊もどこか生々しさがなくて、美しい。それでいて切実さが迫ってくる。ほんと好き。
『吸血鬼すぐ死ぬ』盆ノ木至
ヘタすると1ページで3回くらい死んでる吸血鬼と吸血鬼ハンターのギャグ漫画。
吸血鬼ハンターの残念イケメンと、吸血鬼に忠実なペットのアルマジロの愛らしさがたまらない。
それから今年上半期は読んでた漫画が何作か完結しました。『僕だけがいない街』とか。
『富士山さんは思春期』オジロマコト
中学生くらいだと女子の方が男子より断然大人びてるけど、富士山さんはボディはすごいのに内面はちょっと幼なめで、部活に一生懸命な女の子で、ほんと……絶妙に可愛かった……。カンバがちっちゃくて男気あるのもいいんよね。
毎巻きゅんきゅんさせてもらいました。
『PEACE MAKER』皆川亮二
コミックス最終17巻は7月発売だけど、雑誌で最終回を読んだので。
勝敗が生死に直結するシビアな世界観と、そんな世界なのになんか飄々とした登場人物のやりとりが好き。
絵で描かれる戦い、アクションの表現はもう洗練の極み。かっこいいとはこういうことだ!!1みたいな。
ピスメは終わってしまったけど新連載の海王ダンテが始まったし、7月からD-LIVEの文庫版が出るので楽しみ。
『スピリットサークル』『戦国妖狐』水上悟志
水上さんの連載2作が両方とも完結。戦国妖狐の最終巻なんて、この横顔だけでなんか感極まりそうになるもんね。いい表紙。
登場人物がけっこう苛酷な目に合ってるんだけど、ユーモアもけっこう紛れ込んでるので、どっちも読み心地は重くない。
スピサーは初恋の女の子と輪廻しながら7生に渡って殺し合うという非常に好みな殺伐。登場人物がどこかしらで繋がっているのが分かっていくのがほんとよかった。鉱子ちゃんかわいすぎる。
戦国妖狐は1部と2部でかなり印象が変わって、主人公が交代してから断然面白くなった。
足利義輝、ムド、他にも魅力的な登場人物が出てきて、なんかこー、主人公も成長するんだけど、脇も主人公を食わんばかりに成長するのがいい。しんすけとか。
『野田ともうします。』柘植文
女子大生が主人公のギャグ漫画……って全然野田さんの紹介にならない。伝えづらい。野田さんは感染力が強い。そしてなんかわからんけどここは居心地がいい。
最終回はカオスで良かった。
地味に私の中で漫画の実写化が良かった作品ナンバー1っす。
実写化が良かった漫画といえば、野田さん、変態仮面、アオイホノオとか思いつくけど、今年ドラマ化した『重版出来』もすごくよかった。(原作は2巻までしか読んでなかったんですが)
役者さんがみんな良くて、久しぶりに毎週ドラマを見ました。イタイイタイ言いながら。
オダジョーの五百旗頭さん最高。
『紺田照の合法レシピ』馬田イスケ
馬田イスケが料理漫画…??と思いつつ読んだら面白かった任侠料理漫画。
これを読んで大葉を使うたびに合法ハーブは最高だぜ…って言うようになってしまった。
友達におすすめしてもらった漫画。
『うちのクラスの女子がヤバい』衿沢世衣子
ちょっと不思議な「無用力」を持った高校生女子の1話完結もの。
すこし不思議なとこと、思春期だけど色恋が前面に出てないそこはかとなさが程よい。
あとクラスメイトや背景がけっこう描き込まれてて世界観に奥行きがあるのが好き。
他の作品も読んでみようと思った。
『灼熱カバディ』武蔵野創
カバディは熱い。
あと買ってる漫画では
『海街Diary』
『BLUE GIANT』
『血界戦線btb』
『QED』
『CMB』
『それでも町は廻っている』
『ドリフターズ』とか面白かったです。
雑誌で読んでるのにも触れようと思うとけっこう長くなってしまうなー。
とりあえず1冊だけ。
『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
アニメ化めでたい。
主人公の少年が、周囲の子たちとは違ってどこかで自分はヒーローではないって思って、だからこそヒーローになりたいって意志と向き合ったりして悩んだりもあるんだけど、危機に瀕した時にヒーローでしかない瞬間が訪れるのが熱い。