讃岐旅行1日め 予定外の台風

旅行

7月に実家の方のお盆で帰省していたので、相方の実家におみやげを持って出かけたところ、お舅さんの方は毎年お彼岸に行っているのだが、お姑さんの方は行ったことがなかったというような話になり、お姑さんの実家の方のお墓参りにも行くことになった。

そういうわけで、夏休みは香川県高松市に行くことになったので、ガイドブックを買ってきていろいろ行きたいところを考える。

実家の方には何度か顔を出しているので、高松に行くのはもう5回目だけど、だいたい実家だけ寄って違う町に行ったり、商店街をぶらぶらして終わったりなので、まともに旅行するのは初めてかもしれない。

事前に大阪ー高松間のバスを予約しておいたので、当日の朝は少し早めに大阪駅に向かった。
台風が近づいているのは気になっていたが、雨はそれほど強くは降っていない。
バス乗り場がある桜橋口近くの喫茶店でモーニングを食べ、出発時間の15分前にバス乗り場へ。

乗車票を準備してバスがくるのを待つが、出発時間ちょうどになってもバスが来ない。
大阪駅が始発なので、バスが遅れることはない筈だ。いやな予感がする。
そのうちに無情にもアナウンスが流れた。
台風による雨のため、乗る予定のバスが運休。

歩きながらこれからどうするか相談することにして、考えるより先にすぐにバスのチケット売場へ。
こういう時に行動と決断が早い相方はけっこう頼りになります。

バスがいつ復旧するか分からない状況だったので、払い戻しを受けてすぐにJRの切符売り場へ。
悪天候だと瀬戸大橋が渡れないことがあるそうで、岡山で足止めをくらったら困るので、念のために窓口で確認してもらったら、高松までなら大丈夫と聞き、新幹線に乗って岡山経由で高松に向かうことにした。

新大阪に移動して、のぞみに乗車。
うーん、最初から新幹線だったら、朝のんびりできたんだけどなー、などと考えてしまうけど、初めての700系はちょっとうれしい。

のぞみは順調に岡山に着き、20分くらい待ってマリンライナーに乗車。
結局、バスで行くよりも少し早い12時前に高松駅に到着した。

高松はやはり雨だけど、想像していたよりはずっと小降りだった。

昼食は魚を食べようと思い、予定していた海鮮食堂へ歩いて移動するが、研修のため臨時休業の貼り紙……今日は本当に予定がうまくいかないな~。

海鮮食堂で魚の定食を食べて、鬼ヶ島と言われる女木島に行き、高松港に戻ってきてから北浜alleyでお茶でもしてホテルに向かおうという計画を立てていたのだが、まだ雨もやまないし、女木島に行くのはとりやめてカフェでのんびりすることにした。

北浜alleyに移動する。

外観は廃屋にしか見えないけれど、中に何軒かお店が入っていて、ランチをやっている店も3軒くらいある様子。
メニューを見て、najaというお店に決め、私はパンのランチ、相方はドリアのランチを注文。

ついてきたガスパチョが非常においしい。
お店も可愛くて、ここでかなりまったりできた。
1階のお店で雑貨などを見てから高松駅に戻り、ことでんで瓦町へ。

少し商店街をふらふらして、高松に行くと必ず寄る宮脇書店で1冊購入。
15時にホテルにチェックイン。
何もしてないけれど妙に疲れていたので、くつろいでいたら少しうとうとしてしまった。

夜は、名物だとガイドブックに書いてあった骨付き鳥を食べに、一鶴へ。
ひな鳥を2本、親鳥を1本、とり飯を2杯注文。それからアルコールもちょっとだけ。

がしっとつかんで、かぶりつく。
かなり濃ゆい。味も、油も。そしてスパイシー。
なんかこれをがつがつ食べていると、すごく肉食になった気がする。
ひな鳥は柔らかく、親鳥の方がかなり固く噛みごたえがあったけど、私は親鳥の方が好きかな。
そして、たれにつけて食べるキャベツがまたおいしい。
2人で3本で、かなり満腹でした。1人1本ずつプラスご飯かおにぎり、でちょうどいいかな。

骨付き鳥の強烈さに比べると、とり飯はとりの出汁がよくしみたおいしい炊き込みご飯で、スープもかなりおいしかった。
こちらはこちらで、たまに思い出して食べたくなりそう。

すっかり満腹になってホテルに帰り、シャワーだけ浴びてすぐに就寝。