2017年に博物館、美術館に行ったのは46回でした。このメモも何年分か貯まってきたので、新しくカテゴリ作りました。
2017年上半期のまとめは→こちら
昨年あまり行けなかったという鬱屈を晴らすようにあちこち行きましたが、今年は特に自分の興味のある展覧会が多かったということかもしれない。
仏像では奈良の「快慶」、東京の「運慶」、大阪の「木×仏像」、地方では個人的に注目している和歌山県博も2回行けたし、兵庫、六郷満山、越前加賀と巡ってかなり充実していました。
あと夏に播磨のお寺巡りをしたり、高野山に行ったり。展覧会を見るのもいいんですが、現地に行くこと、現地の山や川を見て、食べて、現地のお堂で拝観することも大切にしたいと改めて思いました。
大阪市内の密教美術特別公開もちょくちょくあって通いましたが、行けなかった回もあるので、これはいつかまとめて大阪市美術館とかでやってくんないかなー。それに毎回の資料を1冊にまとめてほしい。
あーあと夏の奈良の「源信」も凄かった。
絵は海北友松、河鍋暁斎、狩野元信、長沢芦雪。あと山梨県美の常設と姫路でユトリロ回顧展くらい。
毎年こうやって行った場所をまとめていると、これだけあちこち行って自分の中に経験値はちゃんと貯まってるのかなーとか、行く意味はあるんだろうかとか思ってしまうんですが、そんなことをつらつら考えてると、なんかしら外に基準がほしくなって、あっそれで趣味的なナントカ検定の需要があるんだろうか? そういえば奈良検定の2級を何年か前にとって体験学習も行ったけど、1級の受験資格ってまだあるんだろうかーとかどんどん思考がななめにずれていく。
そろそろなんかしらアウトプットする時期が来てる気がするんですよね。なぜそれが好きなのか、それのどこが好きなのか、どこに着目しているのか。今まで「なんとなく好き」だったそういったことを言語化していく時期が。
しかし言語化するには語彙がないので、今年買った図録やなんかをまずはきちんと読むことからしなければなーと思います。
以下は今年出かけた場所一覧です。
1/21 南極建築 LIXILギャラリー
1/22 京都国立博物館
2/11 京都国立博物館
2/12 有田川中流域の仏教文化 和歌山県立博物館
2/25 天神さま/富本憲吉 大阪市立美術館
4/14 木×仏像 大阪市立美術館
4/27 快慶 奈良国立博物館
武田五一の建築標本 LIXILギャラリー
5/2 海北友松 京都国立博物館
5/12 祈りのかたち 竹中大工道具館
ひょうごの美ほとけ 兵庫県立歴史博物館
ユトリロ回顧展 姫路市立美術館
6/9 村野藤吾建築設計図/住友春翠の文化遺産 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
7/5 大阪市の密教美術特別公開 辰野ひらのまちギャラリー
7/23 これぞ暁斎! えき美術館
7/28 源信 奈良国立博物館
8/2 相応と良源 長浜城歴史博物館
8/4 山梨県立美術館
8/7 泡坂妻夫展 東京古書会館
8/16 正智院の名宝 高野山霊宝館
9/1 源信2回目 奈良国立博物館
9/29 運慶 東京国立博物館
狩野元信 サントリー美術館
10/1 ほとけを支える 根津美術館
モノの力ヒトの力 國學院大學博物館
インターメディアテク
10/19 九州歴史資料館
六郷満山 九州国立博物館
10/21 聖なる山 大分県立歴史博物館
求菩提資料館
英彦山修験道館
10/26 関西大学博物館
10/31 長沢芦雪 愛知県立美術館
11/11 異人研究 泰澄11の疑問 越前町織田文化歴史館
豊原寺・東尋坊と白山へのまなざし みくに龍翔館
泰澄 福井県立歴史博物館
福井市郷土歴史博物館
11/12 那谷寺と白山信仰 小松市立博物館
白山下山仏と加賀禅定道 白山市立博物館
11/17 大津の都と白鳳寺院 大津市歴史博物館
末法 細見美術館
国宝 京都国立博物館
11/18 宮脇綾子 美しいアプリケ 神戸ファッション美術館
横尾忠則現代美術館
千年の甍 竹中大工道具館
11/19 道成寺と日高川 和歌山県立博物館