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夜よ鼠たちのために 【感想】

6編が収録された短編集なのですが、ひとつもハズレがないです。 粒ぞろいというのはこのことですね。 それぞれに趣向が凝らされ、丁寧に伏線がはられ、世界は鮮やかに反転し、それでいてどこか共通した孤独感、哀感がただよう・・・・・・そんな短編集でし...
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木星買います 【感想】

アイザック・アシモフの『木星買います』を読みました。 ほとんどショートショートくらいの長さの短編集です。 作者のエッセイが差し挟まれ、それが書かれるにいたった経緯やバックグラウンドを知ると、いろいろ発見があり楽しめます。 その昔、環境社会学...
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ディケンズ短篇集(岩波文庫)【感想】

収録作は一応発表年代順に並べられていますが、前半はディケンズの長編から抜粋した挿話、後半は雑誌に発表された短篇ということです。 抜粋した挿話はやはり少し展開が適当だったりバランスが悪かったりと、長編からこうして抜き出すことに意味があるのかど...
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ロビンソン・クルーソー【感想】

大昔、児童向けの単行本で読んだことがあったので、今回は岩波文庫版で読みました。 上巻のロビンソン・クルーソーが無人島生活を送るストーリーは、私のようにこども向けの本で読んだ方も多いのではないでしょうか。 この物語は、アレキサンダー・セルカー...
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キルン・ピープル 【感想】

朝起きたら、自分の記憶を持ち、自分の代わりに行動してくれる「ゴーレム」を焼いて、そいつらに仕事させ、夜になったら戻ってきたゴーレムの記憶を併合する、そんなゴーレムを使うのが日常的になった社会での、私立探偵モノです。 ゴーレムの元々の素体によ...
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Self-Reference ENGINE 【感想】

円城塔の連作短編集です。 最初っから理屈っぽい文章なので、プロローグでこれは苦労しそうだなーという暗い予想がよぎったのですが、本編に入れば、大真面目に法螺を吹くようなものが多く、ユーモアを感じる部分を拾うだけでもかなり楽しめました。 一編ご...
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遠まわりする雛 【感想】

古典部シリーズの連作短編集です。 って言いながら、実は古典部シリーズを読むのは初めてだったりするんですが、シリーズの知識がなくても問題なく読むことができました。 謎としては日常系ということになるのでしょうが、探偵役の主人公が、めんどくさいこ...
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検査と『充たされざる者』

先日、病院で心電図をとったら不整脈で、大きな病院で精密検査を受けることになり、今日はエコーとホルター心電図というのをやってきました。 エコーは15分ほどで終わったんですが、ホルター心電図というのが、普通の心電図の時のように胸に電極をはりつけ...
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失楽園【感想】

革命に生き、挫折した盲目の詩人、ジョン・ミルトン。 死刑を免れた彼が、創世記の楽園喪失を書いた壮大な叙事詩がこの『失楽園』です。 地獄、天使と悪魔の戦い、エデンの様子など、想像力を駆使した壮大な描写なのですが、妙に卑近な場面もあります。 か...
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イギリス文学入門クエスト・計画変更

最近、地味に読んでます。が、なんとなく感想書く気力がわかない。 なので、並べるだけ。 『首無の如き祟るもの』、『鹿男あをによし』、『死神の精度』、『なぜ人はジュンク堂書店に集まるのか』と読了。 イギリス文学クエストはあまり進まず止まってしま...