3月の九州旅行をダイジェストで

驚異と怪異展「天狗の群像」 旅行

3月に記念日旅行を兼ねて九州に行ってきたのだが、ちゃんと書こうと思うとなかなかブログに書けないので、とりあえず大雑把に行った場所だけ一通り書いておく。

1日目

博物館めぐりをするために1人福岡に前乗り。
まずは福岡市博物館「驚異と怪異」展。

福岡市博物館「驚異と怪異」展

みんぱく、兵庫でも見ているのだが、九州ならではのものが出ているんじゃないかと思うと見たかった。
それが冒頭の画像の天狗などです。
常設もしっかり見て太宰府に移動。天満宮にお参りしてから九州国立博物館へ。

九州国立博物館

ここでは特別展「加耶」を。見てよかったー!!と大声で言いたい。
やっぱり福岡の博物館は遠征して見に来る価値があるな……と満足して福岡駅前泊。

2日目

相方と新鳥栖駅でお昼頃合流として、午前中は福岡市美術館のコレクションを見に行く。
200円でこれだけのものが見られるのは正直バグですわ……と思いつつ博多駅に移動。
博多から新鳥栖駅まで新幹線で移動するつもりだったのだが、券売機の行列がかなり長くて乗車がぎりぎりになってしまった。
ふだんはICカードで乗るので切符を買うのに時間がかかると思っていなかったから、ここで新幹線を乗り過ごすと予定が大きく狂うので危なかった。

新鳥栖駅で相方と合流し、ここからは結婚記念日旅行。
嬉野温泉と黒川温泉に1泊ずつ泊まるのが大きな目的で、あとは気分で寄り道していこうくらいの計画。
レンタカーで出発。

家族で佐賀を周るのは初めてということで、まずは吉野ヶ里遺跡へ。
とてもとても広い。

吉野ヶ里遺跡の木彫りの鳥が2羽とまっている門

この入口と鳥は大昔に来たときにも見た覚えがある。過去に来た時よりも復元建物が増えエリアも広くなったように思う。集落の規模が文字通り体感できる。

吉野ヶ里遺跡の北墳丘墓

北墳丘墓。
家族はそのへんに生えているつくしを見て、「つくし!!!!」と興奮していた。旅行中で最も興奮している姿が見られた瞬間だったかもしれない。
確かにつくしは大阪に引っ越してから見たことがないかもしれん。

背振山の麓の道の駅に寄り、嬉野温泉に移動。

嬉野温泉旅館のお茶

料理も温泉もよかったんだけど、最初に出てきたお茶のおいしさが印象に強く残っている。

3日目

朝風呂と朝食を楽しんで旅館をチェックアウトし、そのへんを散策して出発。
武雄の御船山楽園に行ってみる。

御船山楽園の大楠

春にはまだ早く桜が開花したかどうかくらいだったが、花が咲く前の庭園はこれはこれで趣がある。
チームラボの展示をやっていたので見ようかと思っていたら、開始時刻が11時で後々の予定を考えて諦めた。
2日目に行っておけばよかったかな。辰野金吾の楼門があると聞いていたが寄れなかった。

佐賀市街に行き、美術館で欲しかった図録を購入。
そのあとランチをして街中を歩いていると、えべっさんがところどころにいるのに惹かれ、長崎街道やなかなかいい感じの建物もあるのでついつい街歩きが捗った。

佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)

佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)ではスイーツフェアをやっていて美味しそうなものがたくさんあり、かなり惹かれたけれど、要冷蔵のものを買う準備ができてなかった……。
若い頃なら「今買って食べよう」とできたが、この年齢になると(夜は旅館のごちそうだからセーブしておかないと…)と理性が働いてしまう。

佐賀市歴史民俗館の2階

まったく下調べせずに行ったので、こんなに佐賀市の街歩きが面白いとは思わなかった。
美術館博物館もほとんど見られなかった(岡田三郎助ルームだけ見た)し、また嬉野温泉に泊まってゆっくり行きたい。

ここからはまっすぐ黒川温泉へ行って旅館泊。
テーブルに乗り切らないほどのごちそうと温泉。

4日目

黒川温泉朝の風景

朝湯、朝食を楽しみちょっと散策して黒川温泉を出発。

途中道の駅に寄りつつ、熊本県立装飾古墳館に行った。

熊本県立装飾古墳館から岩原古墳群の眺め

安藤忠雄だなあ!という建築と周辺の古墳群、九州ならではの装飾古墳の展示にすっかり興奮する。

昼食は近くの物産館で古墳カレー。

古墳カレー

中からちょっとしたものが出土する楽しみがある。
どんぐりクッキーがついているのも心くすぐられるものがあるね。
あとコーヒーがとてもおいしかったです。やはり水がいい。

高速に乗り新鳥栖駅で車を返却し、さくらで帰宅。

今回は記念日旅行としてちょっといい旅館に泊まるのが計画の大前提としてあったので、移動距離が長く時間に制限があり一箇所をじっくり見ることはできなかったけれど、山の景色を見ながらのドライブはけっこう良かったし、道の駅に寄ったり、気になったところに立ち寄る柔軟さがあったのは旅行としてよかった。

あと九州はご飯がおいしいのが最高でした。