久々の明日香村〜飛鳥資料館と橘寺

飛鳥資料館 お出かけ

飛鳥資料館でやっている「飛鳥の考古学2022」展がそろそろ終わるので、駆け込みで明日香村に行くことにした。
大阪阿部野橋駅から橿原神宮前まで近鉄でおよそ40分。
自転車で走り回るほどの体力はなかったので、かめバスに乗りにバス停に行くと、1日乗車券が3月末まで400円となっている。往復でも元が取れてしまうなら買わない理由がない。
少し離れた場所にある観光案内所に行き購入。

去年は橿考研の博物館までは来ていたものの、明日香村まで行くのは久しぶりだった。
2021年の飛鳥京跡苑池の現地説明会に行ったとき以来かもしれない。

飛鳥資料館近くでバスを降りて歩いて行く。
まずは企画展「飛鳥の考古学2022」で、近年の主な調査成果を把握した。
行く前に期待していたよりはコンパクトにまとめられた展示と感じた。
常設に入るのも久しぶりだった。飛鳥池工房遺跡の展示はなかなか凝っている。
牽牛子塚古墳の出土品が見られてうれしい。

山田寺回廊

山田寺の東回廊の展示は何度見てもすごいし、飛鳥時代のお寺の建築部材がこれだけ残っていたというのが奇跡的に感じる。

外に出て、なかなか暑い日だったので資料館の道の向かいにある土産物屋でアイスでも食べて休もうと思ったら、店が天極堂になっていた。いつの間に変わったのか、知らなかった…。

天極堂のパフェ

思いがけずちゃんとしたパフェを食べてしまう。
ソフトクリーム、きなこ、抹茶のアイスと数種の焼き菓子、ひとつひとつの味がしっかりしていておいしい。
パフェはフレーク派なのでフレークが入っているのも好感。

行く前は村内を少し歩こうか、駅に戻って橿考研博物館に行こうかと迷っていたが、思いがけず1日乗車券を買ったしちょうどバスの時間がきたので、これも久しぶりの橘寺に行くことにした。

橘寺遠景

橘寺は聖徳太子誕生の地と言われている。
田道間守が常世国から持ち帰った橘を植えたのが橘寺の名前の由来とされている。あまり仏教に関係ない伝説っぽいので、お寺の名前の由来となったというのはちょっと不思議な感じがする。
現在は天台宗のお寺です。

橘寺

境内の二面石も久しぶり〜

橘寺の二面石

とてもあたたかく気持ちのよい日で、観音堂にしばらく座って如意輪観音さんと向かい合ってきた。

橘寺の観音堂

お寺を出てバスの時間を見ると時間があったので、道の向かいにある川原寺跡を少し歩く。

川原寺跡に咲く花

夕方に近づいても明るく、自転車で走り回っている年配の人も何組かいて、なかなか体力がなくて実現できてなかったが、今度来るときは私も自転車で古墳めぐりをしようと思った。

この日のおみやげ。
飛鳥資料館グッズのエコバッグ。サイズも価格も手頃で、友人への手土産によぶんに買った。
奈文研ガチャも1回。どれが出ても当たりだったが、かなりうれしいやつが出た。

飛鳥資料館おみやげのエコバッグ