正月旅行3日目。
1泊2日で広島からまっすぐ帰ってもよかったんだけど、近いうちに久しぶりに姫路に行きたいと思っていて、なんとなく直前にホテルを調べたらびっくりするほどお値打ちの部屋が出ていたため、これなら2泊にして姫路に寄ってきたらいいんじゃないとモントレ姫路に泊まりました。
こんな機会でもなければモントレに泊まることはないだろうなー。
フロントに小磯良平が飾ってあるなあ、とチェックインのときに見ていたんだけど、よく見たらフロント階の廊下に小磯のエッチングがずらっと並んでいて、思わず見入ってきました。
10時にチェックアウトして姫路市立美術館へ。
チームラボ「無限の連続の中の存在」展。
一応時間帯予約をしていたけれど、余裕があったのか確認なしで入館。
姫路でチームラボ展を見るのは2回目。
なんていうか……コンセプトはまあ説明されればわかる気がするし、豊洲のチームラボプラネッツに初めて行ったときは楽しくてはしゃいだけれど、それ以上の感想は出てこないかなあ。
常設へ。
杉全直の旧姫路市文化センター小ホールの緞帳が部分保存されていた。
緞帳の保存ってこうなるんだなあ。
大阪の日本画展のギャラリートークで、菅楯彦の緞帳がそのままの姿で残っているのが奇跡的みたいなことを聞いたけれど(こっちは手描きだけれど)、保存はたしかに難しそう。
コレクションギャラリーは「境界を越える江戸琳派」
酒井抱一が複数見られてかなり満足。
池田遙邨の山頭火の句の絵が雰囲気があってよかった。
美術館を出て、お城のまわりをぐるっとまわって文学館に歩いていき、姫路文学館の大好きな水屋珈琲でランチ。
元気だったらどこか立ち寄りつつ帰るところだったけれど、荷物もあるし疲れが出ていたので姫路からまっすぐ帰宅となりました。
今回はあまりかっちり予定を立てずに、その場の気分で旅程を組み立てていったけれど、まずまずうまくいったかなと思います。
おいしいものをたくさん食べたし、きれいなホテルでゆっくりと何もしないでいい時間をもつこともいい気分転換になりました。